平成三十一年 年頭にあたって
greeting
 

6代目 理事長 杉 野 邦 彦

 

 組合員のみなさま、新年あけましておめでとうございます。
みなさまには平成最後の新年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。平素より組合運営にご理解とご協力をいただき心より感謝申し上げます。

 2018年「今年の漢字」で20万票近い応募の第1位は「災」でしたが、まさに日本中が多くの災害に見舞われた一年でした。北海道も9月に上陸した台風21号と胆振東部地震、直後のブラックアウト(北海道全域停電)の三重苦という未曾有の大惨事となりました。多くの被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

 江別工業団地内におきましても程度の差はあれ、多くの組合員が被災し損害を被りましたが、人命に関わる災害とならなかったことだけが不幸中の幸いでした。そうした中、江別市民の切実な願いと組合員各社のご理解を得て、震災3日後に恒例の「産直朝市」を開催しました。何とか今我々にできることをしようという気持ちでした。当日は朝から300人もの市民が行列するほど賑わい、訪れた約1000人の方々の多くから「食料品が足りないときに開催してくれてありがとう。組合員のみなさんも大変なのにね。」と感謝と励ましの言葉をいただきました。

 私たちが目指している「安全で開かれた工業団地」「地域と共にある工業団地」「互いに学び成長する工業団地」に少しずつ近づいているのだと感じます。これも組合員みなさまの日頃のコミュニケーションによる関係性が形になっていることであり、「チーム工業団地」としての頑張りと、日頃からのご協力に深く感謝申し上げます。

 江別市も今年は人口の自然減を社会増が上回る、実質的に人口増のまちになるようです。まちには次々と人気のスポットも誕生しています。2020年の東京オリンピックに向けて活躍が期待される、江別に関わりのあるアスリートも次々と誕生しています。災いの過去に学ぶことは大切ですが、前進するためには過去にとらわれてはいけないのです。

 「災」という漢字は、上部が水害で下部が火災という正に不幸なできごとなのですが、「わざわい」の「わい」は、「さいわい」や「にぎわい」の「わい」と同じで、赤ちゃんが「はいはい」して地に手と膝をついて前進するように、人間世界である地上に広がっていく様子の表れと言います。

 私たちは正に、この新しい年を「災(わざわい)」転じて「幸(さいわい)」となる一年にするために、しっかりと地に足を着け、きっちり前を向いて歩みを広げていきましょう。今年は組合設立45周年です。ぜひ組合員のみなさまと一緒になって誇れる工業団地づくりに取り組んでいきましょう。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
 

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